
更新日 2009.9.27
<第一回東京国際科学フェスティバル参加企画>
十数年前にイギリスで始まったというサイエンスカフェも近頃は日本各地で開催されるようになりました。といってもまだサイエンスカフェという言葉を聞き慣れない方もいらっしゃるようです。簡単に言ってしまえば科学をテーマにしたわかりやすい講座をカフェなどのカジュアルな場所で開き、だれでも気軽に参加して科学者、専門家と直接対話できるようにしたイベントです。
今回は吉祥寺にある本格的なバー、アオテツでサイエンスカフェならぬサイエンスバーを開催します。秋の夕べにほのかな明かりに包まれた空間で科学の話に耳を傾け、不思議な一体感と新鮮な知識との出会いをお楽しみください。
■開催日とテーマ
9月12日(土) >>古くて新しい問題、宇宙線 (終了しました)
9月13日(日) >>元開発者が語る日本の戦闘機(終了しました)
9月19日(土) >>日本の宇宙開発を語る(終了しました)
(荒舩良孝さんの「宇宙の新常識を語る」は都合によりテーマとゲストが変更となりました)
9月20日(日) >>墨の色とかたち(終了しました)
9月26日(土) >>人類の多様な色覚とカラーユニバーサルデザイン(終了しました)
■場所:バーアオテツ 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-11-3F
■カウンター10席と壁際の木製ベンチシートが10席で定員20名です。
■参加費は1000円でワンドリンクが付きます。
■会の性格上20歳以上の方に限らせていただきます。
■各回の開場は16時45分です。
■申込み方法
先着順で受け付けます。各回定員20名に達した時点で締め切ります。
お申し込みはメールで以下参加申込み書の内容を記入(コピーペースト)して、 festivalアットマークsixens.co.jp に送信してください。サイエンスバーから受付完了の返信メールをお送りした段階で受け付けが確定となります。
タイトル: 大人のサイエンスバー参加申込み書
1.参加希望日(以下よりお選びください。複数選択可)
9月12日(土)古くて新しい問題、宇宙線(終了)
9月13日(日)元開発者が語る日本の戦闘機(終了)
9月19日(土)日本の宇宙開発を語る(終了)
9月20日(日)墨の色とかたち(終了)
9月26日(土)人類の多様な色覚とカラーユニバーサルデザイン(終了)
2.参加人数
3.お名前(二名以上参加の場合は代表者のお名前をご記入ください)
4.ゲストスピーカーへの質問(特になければ記入は不要です)
5.飲み物のオーダー(以下より一つお選びください)
・赤ワイン
・白ワイン
・ジントニック
・ハイボール
・ウーロン茶
・グレープフルーツジュース
なお、いただきましたメールは会期中の運営目的のみに使用し、個人情報保護の観点から会期終了後全て破棄させていただきます。
ゲスト: 内藤 統也(ないとう つぐや)
宇宙線は今からおよそ100年程前の1911年に発見されました。しかし、その高エネルギー成分は、未だに宇宙の何処でどのように作られているかが分かっていません。そのため、20世紀の科学の進歩で宇宙の様々な現象が解明される中、最も古くて新しい問題と言われています。
今回の講演では、宇宙線がどのように研究されて来たか、そして、どこまで分かっていてどこまでが分かっていないのか、また、最近の科学研究とどのように結びついているのかを紹介し、参加者の皆さんと議論をして、有意義な時間を過ごせればと思います。(内藤統也)
プロフィール:
山梨学院大学教授
専門は、宇宙物理学、高エネルギー天体物理学、宇宙線、
高エネルギーガンマ線の観測的研究、数値解析
1995年
東京都立大学理学系研究科において博士号取得
以降、
東京大学宇宙線研究所研究員、
日本学術振興会特別研究員(東京大学理学系研究科所属)、
北里大学理学部非常勤講師、国立天文台研究員を歴任
1999年から
山梨学院大学経営情報学部講師、準教授を経て
2005年より現職
■たくさんの方々にご参加いただきありがとうございました。
「うちゅうせん」というと皆さん「宇宙船」を思い浮かべるんですよね、で始まりました。普段は年下の学生を相手にしている内藤先生は年上の参加者を前にしてちょっと緊張されたそうです。

ゲスト: 村木 裕世(むらき ひろつぐ)
長年日本の戦闘機の開発に携わってこられた村木さんは、現在所沢航空発祥記念館で来館者に航空機の解説をされています。ご自身が関わってきた戦闘機のとっておきの開発秘話や感動のエピソードを披露していただきます。
プロフィール:
昭和38年 防衛大7期生卒業、航空自衛隊幹部候補生学校入校
昭和38年 第3航空団(F-86D)検査隊、飛行隊整備幹部
昭和44年 東北大学大学院修士課程修了 実験航空隊研究開発幹部
昭和50年 航空幕僚監部技術部計画班
昭和53年 米国ミサイル技術連絡官(Patriot、AAM等)
昭和59年 空幕航空班長(空自全機種R&D)
昭和62年 防衛庁技術研究本部航空機開発3室長(T-4、F-2等)
平成02年 空幕技術1課長(空自全般R&D)
平成03年 技本F-2支援戦闘機開発室長
平成05年 空自第2術科学校長
平成08年 空自退官、横河電機(株)航空宇宙事業部技術顧問
平成15年 (社)日本航空宇宙工業会常務理事就任
平成17年 同上退任
現 在
所沢航空発祥記念館 航空機インストラクター
日本安全保障・危機管理学会副理事長
超高純度金属材料実用化戦略委員会委員、総合危機管理士、工学修士
■たくさんの方々にご参加いただきありがとうございました。
開発者たちはどんな苦労をしてきたのか、村木さんのソフトな語り口が伝えてくれました。

ゲスト: 松浦 晋也(まつうら しんや)
宇宙開発分野の取材を長年されている松浦さんに日本の宇宙開発の軌跡から今月11日のH2Bロケット打上の現地取材のホットな話題までを語っていただきます。
(今回急遽快く荒舩さんの代役を引き受けていただきました。)
プロフィール:
慶應義塾大学理工学部機械工学科卒業。慶應義塾大学大学院メディア・政策研究科修了。日経BP社「日経エアロスペース」記者を経て、航空・宇宙関係を専門とするノンフィクションライターとして活躍中。
主な著書:
スペースシャトルの落日~失われた24年間の真実~(エクスナレッジ)
恐るべき旅路 新版―火星探査機「のぞみ」のたどった12年(朝日新聞出版)
■たくさんの方々にご参加いただきありがとうございました。
「いろいろあっても、夢と希望を持ちましょう」という言葉で締めくくっていただきました。

ゲスト: 葵 雋卿(あおい しゅんけい)
幼少より書家である母に書を学び、現在書道パフォーマンスを各地で展開している書家の葵さん。今回は書の世界を墨の色と形という切り口で語っていただきます。
プロフィール:
毎日書道展 / 東京書道会 / 青桐書会 / 書道研究朝虹会 に所属。大学在学中より杉山聽雨(毎日書道展審査会員)に師事。
毎日書道展、東京書道会展において入選入賞多数。
毛筆文化の普及活動をしている「墨のかたち」のメンバー
■たくさんの方々にご参加いただきありがとうございました。
真中(しんちゅう)を中心とする文字の力学的均衡。芸術と科学がクロスオーバーした瞬間、会場は感動を共有しました。


ゲスト: 伊賀 公一(いが こういち)
日本人の320万人が色弱者といわれていますが、色におけるユニバーサルデザインは色弱者に限らず情報を効果的に伝えることのできる整理された見やすいデザインになるそうです。全国を講演で飛び回っているカラーユニバーサルデザインの専門家、伊賀さんに目からウロコのカラーユニバーサルデザインの色々なお話をしていただきます。
プロフィール:
視覚情報デザイナー・日本色彩学会正会員
強度の色弱者で1級カラーコーディネータ(商品色彩)
早稲田大学在学中にITの開く未来に目覚め中退。DTP講座教師、ITベンチャー役員、コンサルタント等を経て、CUDO(カラーユニバーサルデザイン機構)の設立に参画。CUDO副理事長・専属テクニカルアドバイザーとして講演・セミナー、コンサルタント、外部顧問などを引き受けている。
>>朝日新聞「ひと欄」の伊賀さん
著書:カラーユニバーサルデザイン(ハート出版 2009年)
■たくさんの方々にご参加いただきありがとうございました。
強調するときによく使う赤。これが色弱者の人にはまったく目立たないという。見えていなかったものが見えたような、見えていたものが見えなくなったような思いです。伊賀さんの使っていたレーザーポインターの緑色が心なしか赤色よりもはっきり見えるようでした。
